ぎっくり腰になる原因は?
ぎっくり腰になる原因は1つではありません。疲労の蓄積や運動不足、栄養不足による筋肉のコンディション低下など様々な要因が積み重なって起こります。
ぎっくり腰になる直前の状態はよく表面張力に例えられますが、あと1滴でも水が入ったら溢れてしまう!というくらい、体が悲鳴を上げている状態です。
そんなギリギリの状態で、ちょっと腕を伸ばしてスマホを取ったり、地面に落ちた小銭を拾おうとしたり、急に立ち上がったりといった刺激が入ると・・・ギクッとくるわけですね。
痛みに一番影響を与える筋肉は?
ぎっくり腰は腰に地獄のような痛みが走るので、腰の筋肉に問題がありそうですが実はそうではありません。
腰の痛みに大きな影響を与えるのは、お腹側にある「腸腰筋」という筋肉です。
腸腰筋は歩くときに太ももを上げたり、姿勢を維持する働きをしている体幹の大きな筋肉です。
下の図をご覧ください。
これは腸腰筋のトリガーポイントが起こす痛みの場所を表しています。(赤い部分が痛みが出る所で、✖の部分がトリガーポイント)
イラスト図出典:「Myofascial pain and Dysfunction The Trigger Point Manual」 より引用
お腹側に✖(トリガーポイント)があって、腰の方が赤くなっているのがわかると思います。
また、ぎっくり腰になると腰が“くの字 ” に曲がったまま起こせなくなることがありますが、これは腹部の腸腰筋がトラブルを起こすことで、ギュっと短縮して体が前に引っ張られている状態です。
その場合、腸腰筋をゆるめてあげると体がまっすぐ起こせるようになります。
というわけで、ぎっくり腰には腸腰筋のチェックと施術は欠かせません。
ねこひげ整体院での施術は?
ぎっくり腰の時は原因となる筋肉に力が入ると痛みが走りやすいのですが、痛みが走るかもしれないという緊張でついつい体に力が入ってしまいます。
そのため、まずは痛みからくる緊張を和らげ、力を抜きやすい状態にします。その後、腸腰筋をはじめとした腰の痛みに影響が大きい筋肉を見極め対処します。
前述のとおり、ぎっくり腰は様々な要因が積み重なって起こる症状で、痛みも強く1回で痛みを取り完治させることは難しいです。
その為、ねこひげ整体院では第一に痛みをやわらげて、動ける範囲を広げることを目指しています。
動ける範囲が広がると筋肉のコンディションも良くなり、その後の回復が早いです。一刻も早く動けるようになりたいという方からは大変喜ばれています。
1回でかなり楽になる方もいらっしゃいますが、大体3回ぐらいを目安にして頂ければと思います。
- くの字に曲がった体がまっすぐ起こせるようになった
- ベッドから起き上がるのがツラかったのが起きやすくなった
- 座って立ち上がるのがツラかったがスッと立てた
- 杖がないと歩けなかったのが普通に歩けるようになった
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