トリガーポイントとは
トリガーポイントとは簡単にいうと、筋肉や筋膜にできるしこりのようなもので離れた所に痛みを飛ばします。
トリガーとは引き金という意味で、ピストルについているあの引き金です。引き金を引くと弾が遠くに飛ぶように、痛みの発射元になるポイントです。
もう少しなじみのあるもので例えると「部屋の電器」をイメージしてみて下さい。
天井で光っているライトが痛い所だとすると、トリガーポイントはスイッチです。

ライトとスイッチは大体離れた場所にありますよね。
スイッチとなるトリガーポイントが活性化すると、天井にあるライトのように離れた所が痛む。つまり、痛み(ライト)を消すには元となるトリガーポイント(スイッチ)を探して切らないと痛みは消えません。
ちなみに、痛みはすべて神経に沿って起こると思われがちですが、トリガーポイントが起こす痛みは神経の走行とは関係ないところで起こります。その為、神経痛ではなく関連痛と呼ばれます。
例えば、お腹の深い所にある腸腰筋という筋肉にトリガーポイントができると、腰に痛みを起こします。この場合、腰に原因(スイッチ)がないので腰にシップを貼ったり、もんだり押したりしても痛みは消えません。原因となる腸腰筋のトリガーポイントの対処が必要です。
このように痛みやツラさの改善には実際に痛みがある所への対処だけではなく、
- 関連痛(離れた所から起きる痛み)がどこから来ているかを見極めること
- トリガーポイント(痛みの原因となる所)への対処
が大切になります。
トリガーポイント整体の特徴
①トリガーポイント整体とは
トリガーポイント整体とは、症状の原因となるトリガーポイントを取り除いて痛みやツラさを改善する整体です。
②施術方法
施術は手を使って押したり、揺らしたり、あるいは筋肉を押したまま動いてもらったりと全体的にソフトな施術です。
よく「痛くても大丈夫ですよ」とか「もっと強く押してもいいですよ」などといわれることがありますが、痛みが出るほど強い力でぐーっと押すと反射で筋肉が固くなってしまいます。
トリガーポイントは筋肉や筋膜にできますが、筋肉が固くなると取り除きにくくなるのです。その為、“痛い所を痛くないように押す”。これがトリガーポイントを取り除く為に必要なことです。
バキバキボキボキと痛みを伴う矯正や、むやみに力を加えるような施術は行いませんのでご安心ください。
③体の繋がりを利用した全身的な施術
トリガーポイントは直接押しているだけで楽になることもありますが、強く活性化したものや、多くの場所にある場合は直接アプローチするだけではなかなか取り除けません。
体は筋肉や筋膜、骨や関節、内臓、皮膚とそれぞれが繋がり、関連し合っています。このような繋がりを利用することでトリガーポイントがゆるみやすくなるので、結果的に全身の調整にもなるのです。
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