【改善例】歩いていると腰から足までしびれる坐骨神経痛

坐骨神経痛の改善例

歩いていると痛みとしびれが出る

60代女性

ずっとお孫さんを抱っこしていて、その後歩いていたら左の腰が痛くなり、足までしびれてきたとのことでご来院頂きました。

ご来院時の状況
  • 左の腰から臀部、足にかけて痛む
  • 歩いていると痛みとしびれがでる
  • 左に体を傾けると痛みとしびれがでる
  • ふくらはぎの外側の腓骨頭辺りも痛む

楽な姿勢が原因のヒントに

まずは体のコアの部分を調整して全身の緊張を和らげました。これだけでも痛みは軽くなりますが、ここから核心部分の施術に入ります。足までしびれるとのことなので、ふくらはぎからひざ裏の施術を行うと腓骨頭辺りの痛みが取れました。

坐骨神経痛の原因となる、小殿筋や中殿筋、梨状筋など臀部の筋肉全体に圧痛があるのでゆるめていきました。また、坐骨にも強い圧痛があり、押すとしびれるとのことでしたのでこれも痛みが出ないようにしてゆるめていきました。

一通り施術を終えて立っていただき、痛みが出た動き(体を左に傾けたり、歩いたり)をしていただくと、痛みがほとんど出ないということだったのでこの日は一旦終了しました。


前回施術が終わった後、痛みがなかったので歩いて帰った所、途中でまた痛みが出てきたとのことでした。その際、手を後ろに組んで歩くと痛みが楽になったそうです。(これはいいヒントになりました)

朝起きたら楽になっていて、台所で色々作業ができたとのことでした。前回圧痛があった部位のチェックをすると、坐骨の圧痛はほとんどなく、臀部の筋肉に少し圧痛がありました。

後ろで手を組んで歩くと楽になるということから、腸腰筋の影響を受けていそうだったので腹部の施術をして殿筋をゆるめていきました。

施術が終わって痛みのチェックをして頂くと、痛みもしびれもないとのことだったのでこの日は終了しました。


3回目ご来院時はかなり楽になったそうで、お孫さんと一緒に20分かけて歩いてご来院されました。途中ちょっとふくらはぎの辺りが痛くなったそうですが、全然大丈夫だったとのこと。

前回まで痛かった殿筋などの圧痛を確認すると、ほとんど痛くないとのことで全身を調整して施術を終了しました。

ねこひげ院長から一言

院長
院長

痛みが残っている状態で20分かけて歩いて帰られたり、歩いて来られたりと少しハラハラしましたが、そのおかげでヒントを得ることもできて、結果的に痛みもしびれも取れて良かったです。お孫さんにはちゃちゃ(猫)と遊んで頂いて、ちゃちゃも喜んでいました。