トリガーポイントとは
トリガーポイントとは簡単にいうと、筋肉や筋膜にできるしこりのようなもので離れた所に痛みを飛ばします。
トリガーとは引き金という意味で、ピストルについているあの引き金です。引き金を引くと弾が遠くに飛ぶように、痛みの発射元になるポイントです。
例えるなら部屋の電器
もう少しなじみのあるもので例えると「部屋の電器」をイメージしてみて下さい。
天井で光っているライトが痛い所だとすると、トリガーポイントはスイッチです。
ライトとスイッチは大体離れた場所にありますよね。
スイッチとなるトリガーポイントが活性化すると、天井にあるライトのように離れた所が痛む。つまり、痛み(ライト)を消すには元となるトリガーポイント(スイッチ)を探して切らないと痛みは消えません。
関連痛の見極めが大事
ちなみに、痛みはすべて神経に沿って起こると思われがちですが、トリガーポイントが起こす痛みは神経の走行とは関係ないところで起こります。その為、神経痛ではなく関連痛と呼ばれます。
例えば、お腹の深い所にある腸腰筋という筋肉にトリガーポイントができると、腰に痛みを起こします。この場合、腰に原因(スイッチ)がないので腰にシップを貼ったり、もんだり押したりしても痛みは消えません。原因となる腸腰筋のトリガーポイントの対処が必要です。
このように痛みやツラさの改善には実際に痛みがある所への対処だけではなく、
- 関連痛(離れた所から起きる痛み)がどこから来ているかを見極めること
- トリガーポイント(痛みの原因となる所)への対処
が大切になります。
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