【改善例】息をするだけで痛む背中の痛み

背中の痛みの改善例

ふとした動きでピキッと背中が痛む

10代男性

朝起きたら、右側の肩甲骨の内側が痛く、ちょっと動いたり深く呼吸をすると痛みが出るとのことでご来院頂きました。

ご来院時の状況
  • 体を前に倒すと背中の痛みが増す
  • 首だけを下に向けても痛い
  • 深い呼吸で痛みが出る

深呼吸ができるようになりました

肩甲骨の内側はよく痛くなる場所ですが、人によって原因となる筋肉が違うのでしっかりチェックする必要があります。

この方の場合、呼吸をすると痛みが出るというのがポイントです。つまり、呼吸をするときに使う「呼吸筋」と呼ばれる筋肉が影響している可能性が高いと判断しました。

中でも、斜角筋という首の横から前にかけてついている小さな筋肉がありますが、この筋肉にトリガーポイントができるとまさに肩甲骨の内側に痛みを出します。ひどくなると、腕や指の痛みやシビレまで出てくるので、背中の痛みだけでなく肩こりや腕の痛みなどでもチェックが必要な筋肉です。

後は、呼吸にも関係がある肋骨周りを丁寧に施術して、一旦座った状態で深呼吸をして頂くと、「痛くありません!」とのこと。ただ、まだ体を前に倒すと少し痛むということで、肩甲骨の内側を直接緩めると前屈での痛みもなくなりました。

ねこひげ院長から一言

院長
院長

今回のように、必ずしも痛む場所に原因があるとは限りません。どこからの痛みかをしっかり見極めることが大切です。