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正座をやめたらひざは楽になる?…実は「YESでもありNOでもある」
「正座するとひざが痛いから、なるべく避けています。」
50代~70代では、よくいただくご相談です。
「正座はひざに悪い」と言われることもありますが、実は正座そのものが悪いのではなく、ひざが痛くなる理由は別のところにあります。
じゃあ何が問題なのか。
ここを理解すると、ひざの負担を減らしながら和室生活も楽しめるようになります。
問題は「正座」ではなく、同じ姿勢を続けること
ひざが痛くなる大きな原因は、
- 正座で長く動かない
- 立ち上がる時の姿勢や力のかけ方が偏る
- 座ったまま体が丸まり、もも前ばかり使うクセがある
この「同じ姿勢 × クセ × 筋肉の偏り」が重なることで、膝関節まわりに負担が集中します。
特に多いのが、
- もも前の筋肉はカチカチ(使いすぎ)
- お尻、もも裏、ふくらはぎが使えていない
という状態。
このバランスのまま正座を続けると、ひざばかりが働き、痛みが出やすくなります。
痛みの原因は「姿勢ではなく、動きのクセで筋肉バランスが崩れること」
当院では、痛みの根本原因は「座り方そのもの」ではなく、
- 動かない時間が長い
- 動き方(クセ)が偏っている
- その結果、筋肉バランスが崩れる
という流れにあると考えています。
つまり、
正座=悪い
イス=良い
ではなく、
動ける状態の体で座っているか? が大切です。
筋肉バランスが整っている人は、正座でも、あぐらでも、イスでもスッと立ち上がれます。
逆に偏りがある人は、どんな姿勢でも負担がかかります。
「座り方の工夫 × 正しく動ける体づくり」でひざはもっと楽になる
では、どうすればいいのか?
まずできるのはこの3つです。
- 長時間じっとしない(15〜20分で一度体を動かす)
- 立ち上がるときは前かがみではなく、お尻から上げる意識
- 正座がきつい場合は「正座イス」や「あぐら+クッション」へ切り替え
そして、
- お尻
- もも裏
- ふくらはぎ
がしっかり働ける体になると、ひざの負担はぐっと減ります。
ひざの痛みは「年齢だから仕方ない」ものではありません。
体の使い方が変われば、ひざはまだまだ動けます。
正座を諦めるのではなく、「負担なく座れる体」を目指しませんか?
和室文化のある地域では、座る姿勢が生活の一部になっています。
だからこそ、「正座ができるかどうか」ではなく、“ひざに優しい座り方が選べる体”を作ることが大切です。
もし、今ひざが痛かったり、座るのが怖かったりするなら、体が変わり始めるタイミングかもしれません。
焦らなくて大丈夫です。
体は「正しい使い方」を取り戻せば、まだまだ動けるようになります。
歩く・階段の昇り降りで痛む「ひざの痛み」、放置していませんか?
湿布や注射で一時的にラクになっても、「また痛くなってきた…」と感じることはありませんか?
ねこひげ整体院では、ひざそのものだけでなく、股関節や足首の動きを整えて「ひざに負担がかからない体の使い方」へ導きます。
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🐾 「年齢のせい」とあきらめる前に。
島原で“動けるひざ”を取り戻すなら、ねこひげ整体院へ。
