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腰痛が戻る理由は「いつもの動き」にあるかもしれません
「腰を揉んでもらうと楽になるけど、また痛くなる」
「湿布や薬で落ち着いても、しばらくすると戻る」
そんな経験はありませんか?
慢性腰痛では、腰そのものだけではなく、普段の身体の使い方が関係していることがあります。
たとえば、立ち上がる、前かがみになる、歩く、座る。
毎日何気なく繰り返している動作の中で、股関節やお尻などが十分に働かず、腰ばかりが頑張っていることがあります。
本人にとっては「いつもの動き」なので、自分ではなかなか気づきません。
今回は、腰痛が長引く方に見られやすい5つの「動きのクセ」を紹介します。
腰痛が改善しにくい人に多い5つの動きのクセ
すべてに当てはまる必要はありません。
ひとつでも「これ、自分かも」と感じるものがあれば、日常生活の中で腰への負担が積み重なっているかもしれません。
① 立ち上がるときに腰から動いている
椅子から立ち上がるときに腰が痛む方に見られやすいのが、腰を反らせるように身体を起こす動きです。
本来は、
身体を少し前へ傾ける
↓
股関節を使う
↓
足裏で床を押す
という流れで立ち上がります。
ところが股関節やお尻がうまく使えないと、腰で身体を持ち上げるようになり、負担が集中しやすくなります。
「立ち上がる瞬間に腰が痛い」という方は、一度自分の動きを確認してみてください。
② 前かがみになるときに腰だけを丸めている
・床の物を拾う
・靴下を履く
・洗面台で顔を洗う
・草取りをする
こうした前かがみの動作で腰がつらくなる方も多くいます。
前かがみになるときは、腰だけを丸めるのではなく、股関節も一緒に使って身体を倒すことが大切です。
股関節が硬かったり、股関節から曲げる動きが苦手だったりすると、その分を腰が補うことになります。
何度も繰り返す動作だからこそ、小さな負担でも積み重なります。
③ いつも片足に体重をかけて立っている
台所に立っているとき。
歯磨きをしているとき。
レジや信号を待っているとき。
気づくと、いつも同じ脚へ体重をかけていませんか?
片側へ体重を預ける姿勢が習慣になると、骨盤や腰まわりへの負担にも左右差が出やすくなります。
もちろん、少し片足に体重をかけたから腰痛になるわけではありません。
問題なのは、毎日いつも同じ側へ偏ることです。
「右腰ばかり痛い」「左側だけ張る」という方は、普段どちらの脚に体重をかけているか確認してみるのも一つです。
④ 歩くときに腰が左右にぶれている
歩く動作は、毎日何百回、何千回と繰り返します。
そのため、少しのクセでも積み重なれば腰への負担になります。
たとえば歩くときに身体が大きく左右へ揺れる場合、お尻の横の筋肉や体幹で身体を十分に支えられていないことがあります。
すると、歩くたびに腰や骨盤まわりが必要以上に動き、腰が頑張ることになります。
「長く歩くと腰が痛い」
「歩いた後に片側の腰が張る」
という方は、歩き方にも目を向けてみる必要があります。
⑤ 座っているときに骨盤が後ろへ倒れている
長く座ると腰が痛くなる方は、座り方にもクセがあるかもしれません。
特に多いのが、
骨盤が後ろへ倒れ、背中と腰が丸くなった座り方
です。
ソファに深くもたれる。
車の運転中に腰が丸くなる。
椅子の前の方に座って背もたれへ寄りかかる。
こうした姿勢を長時間続ければ、腰の同じ部分へ負担がかかり続けます。
大切なのは「ずっと良い姿勢でいなければ」と力むことではなく、同じ姿勢を長時間続けないことです。
ときどき座り直したり、立って身体を動かしたりすることも腰への負担を減らす助けになります。
動きのクセは「意識するだけ」では変わらないこともあります
ここまで読むと、
「じゃあ、姿勢や動きに気をつければいいの?」
と思うかもしれません。
しかし、クセには理由があります。
たとえば、
・股関節が硬くて前かがみができない
・お尻がうまく使えず、腰で立ち上がっている
・身体を支える力が足りず、歩くと左右にぶれる
という状態なら、単に「正しく動こう」と意識するだけでは難しいことがあります。
そこで必要になるのが、
身体を動きやすくし、必要な筋肉を使えるようにすることです。
ねこひげ整体院では、
ゆるめる → うごかす → きたえる → おしえる
という順番で身体を見直します。
まとめ|腰だけでなく「どう動いているか」を見てみよう
腰痛がなかなか改善しない方には、
・立ち上がるときに腰から動く
・前かがみで腰だけを丸める
・いつも同じ脚へ体重をかける
・歩くと腰が左右にぶれる
・座ると骨盤が後ろへ倒れる
といった動きのクセが見られることがあります。
こうした動きは、1回だけなら大きな問題にならなくても、毎日繰り返すことで腰への負担につながることがあります。
だから慢性腰痛では、
「どこが痛いか」だけでなく、「普段どう動いているか」を見ること
が大切です。
まずは今日、椅子から立ち上がるときや歩いているときに、自分がどう身体を使っているか少し観察してみてください。
いつもの動きの中に、腰痛をくり返しているヒントが隠れているかもしれません。

